惣菜製造のまつおか 東京・乃木坂に外食1号店 ご飯は注文後に精米

デパ地下を中心に全国約60店舗で惣菜の製造・販売を手掛けるまつおか(名古屋市、松岡まち子社長)が、外食事業に乗り出した。10月1日、東京・乃木坂に創作和食の「まつおか別邸 囲炉裏」をオープン。新たな形で「食」シーンの創出を図っていく。

「まつおか別邸 囲炉裏」は“五感で感じる食”をコンセプトに料理の素材や製法、空間演出などにこだわりを持たせた。

店舗面積約30坪、厨房5坪、座席数31席(カウンター5、フロア4人掛けテーブル×4、個室6人用・4人用各1)で、営業時間はランチ11時~15時、ディナー17時~22時、月曜日定休。

フードメニューは、赤城和牛や愛媛県八幡浜直送の魚、三浦野菜など素材を厳選。ご飯は注文を受けてから精米し、土鍋で炊き上げる。突出し的な位置づけで「まつおかの惣菜」も揃えた。日替わりのオススメやコース料理も用意する。

想定客単価は、ランチが1千500円、ディナーはドリンク込みで7千円。近隣住民や店舗周辺に勤める人々、接待、デートなどの利用に供していく。初年度の売上目標は月商600万円。

カウンター席も用意(まつおか別邸 囲炉裏)
カウンター席も用意(まつおか別邸 囲炉裏)

まつおかは1987年創業。同年、名古屋三越栄店に1号店を開業以降、全国各地に店舗網を広げてきた。一昨年の創業30年を機に新たな成長戦略を策定。18年6月には外食事業部を立ち上げ、今回、路面店への挑戦となった。

「今後のまつおかを占う、会社にとっても、われわれ担当部門にとっても重要な第一歩。ゆっくり確実に歩を進め、何年後かにしっかり花を咲かせたい」と浅野賢執行役員外食事業部部長は語る。

さらに、「まずはこの1号店を軌道に乗せること。外食事業は少数・多ブランドでの展開を考えているが、その中で『お惣菜のまつおか』を強く打ち出したものがあってもいい。惣菜の囲み方をいろいろなスタイルで提案していきたい」としている。