クリケットの合間に紅茶で一服 新たな飲用機会に挑む「日東紅茶」

クリケットはサッカーに次ぐ世界第2位の競技人口がいるメジャースポーツで、長い形式の試合では途中にティータイムやランチタイムを設けている。三井農林はこのティータイムに着目し、クリケットで紅茶の飲用機会を創出していく。

その具体策として、クリケットによるまちづくりを進めている栃木県佐野市に協力。6月27日には、二子玉川ライズ(東京都世田谷区)で開催されたクリケット体験イベント「Let’s Play Cricket2019」に協賛し、来場者に「日東紅茶」をプレゼントするなどしてクリケットと紅茶の結びつきをアピールした。

同イベントは、佐野市、日本クリケット協会、Localeyes合同会社をメンバーする地方創生プロジェクト「佐野クリケットチャレンジ!!!」が主催した。

この日、ブース出展してイベントに立ち会った三井農林の宮原正樹執行役員リテール&コンシューマーグループリーダーは「クリケットは今後、日本でもメジャーになっていく。当社はクリケットのイベントを支援し、将来的にはクリケット観戦時に紅茶を飲みながら楽しむ新しい文化が芽生えていってほしい」と期待を寄せる。

宮原正樹執行役員(三井農林)
宮原正樹執行役員(三井農林)

クリケットを含むスポーツシーンでの紅茶の可能性については「解析をもっと進める必要があるが、紅茶を飲むと長時間の耐久スポーツ時にエネルギーが徐々に放出され、持続力が上がると言われている」と説明する。

会場には、元プロ野球選手でクリケット選手に転向した木村昇吾選手と山本武白志選手を特別ゲストに招き、来場者にクリケットの体験指導などを行った。

この中で紅茶のアプローチとしては、ブース出展によるブランド露出ほか、キッチンカーでゼリー仕立ての紅茶ドリンクを販売。これは「日東紅茶フルーティーリッチ」シリーズとゼラチンを半々の割合で混ぜてつくられたデザート風のアレンジティーとなる。

「日東紅茶フルーティーリッチ」シリーズは、高紅茶成分と高果汁をブレンドし、八ヶ岳水系の天然水を使い独自製法で抽出されたもの。国産白桃や凍頂烏龍茶などを掛け合わせた「ピーチ&ティー」(果汁45%)と山形県産ラ・フランスやダージリンティーなどを掛け合わせた「ラ・フランス&ティー」(果汁30%)の2種類をラインアップし、2月25日からスーパーのチルド売場で1ℓ・400円の価格帯で販売している。

クリケット体験イベント「Let's Play Cricket2019」
クリケット体験イベント「Let’s Play Cricket2019」

同シリーズについては「当社が今までやったことのないチルド専用商品でチャレンジとなる。高価格帯だが、お茶の抽出能力が非常に高い当社の須玉工場でつくられたものなので、中身は差別化が図れている」と胸を張る。

同シリーズでは炭酸やアルコールとの割り材も訴求。三井農林では「With TEA」マークを用いてクリケット以外にも紅茶の新たな飲用機会創出に取り組んでいる。
「紅茶は主役にはならないが名脇役にはなると考えており、さまざまな食べ物やさまざまな生活シーンを提案していきたい」と意欲をのぞかせる。