サッポロビールは今年のゴールデンウイーク10連休前後の需要に向けてビール類とRTDを増産、また消費地近くへの早めの在庫配置を行う。
4月は連休に向けて増産、5月は連休明けの需要(注文増)が考えられるため増産するとしている。ビール類では特に主力の「黒ラベル」缶が好調を維持しており、RTDでは「99.99(フォーナイン)」や「サッポロ レモン・ザ・リッチ」といった新商品の効果もあり需要増を見込んでいる。
同社第1四半期は、ビール類は昨年3月の回収容器値上げに伴う仮需要発生の反動もあり前年比91%で着地。一方でRTDは昨夏発売の「99.99(フォーナイン)」が上乗せになり218%と好調に推移している。