10.2 C
Tokyo
9.8 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料「ちょっと贅沢な珈琲店」新TVCM せわしない現代でただ休憩するのではなく心が整う様子を大沢たかおさんが表現 味の素AGF

「ちょっと贅沢な珈琲店」新TVCM せわしない現代でただ休憩するのではなく心が整う様子を大沢たかおさんが表現 味の素AGF

 味の素AGFは「ちょっと贅沢な珈琲店」の新TVCMを9月25日から全国で放映し、コーヒーがもたらす心の余白を伝えていく。

 同ブランドは、慌ただしい日々でも珈琲店にいるような気持ちをもたらすことを目指し、2006年にレギュラーコーヒーを発売。

 9月18日、新TVCM発表会に登壇した島本憲仁社長は「発売当時からさらに、せわしない日常の中で、『ちょっと贅沢な珈琲店』によって、ただ休憩するのではなく心の余白を作り出す、ちょっと贅沢な時間を提供していく」と語る。

 忙しい中であえてコーヒーを飲む時間の大切さや一杯の価値の重みに着目し、ブランドの情緒的な価値やブランド認知の向上を目指す。
 コーヒーの原料高騰が続く中、改めて価値を伝えることでコーヒー離れを防ぐ狙いもある。

左から味の素AGFの島本憲仁社長、俳優の大沢たかおさん
左から味の素AGFの島本憲仁社長、俳優の大沢たかおさん

 新TVCMキャラクターには、「落ち着きと品格がある佇まいで、コーヒーを日常的に愛飲されている点に親和性を感じた」ことから俳優の大沢たかおさんを起用。

 CMでは「珈琲を、こころに。」をキーメッセージに掲げ、大沢たかおさんがハンドドリップでコーヒーを淹れると、ブランドカラーの青い空間に包まれて心が整う様子が描かれている。

 「発売当時から、青色を基調とした余白のあるパッケージが強みとなっている。今回のCMではブランドの本流であるレギュラーコーヒーに焦点を当てたが、インスタントやスティックブラックなどの商品をマルチに網羅しているため、さらなる展開も考えている」という。

 今後はキャンペーンや、CMと連動した五感で楽しめるイベントを計画。
 デジタルCMや屋外のデジタルサイネージ、大沢さんの映画出演に合わせた映画広告や店頭での訴求も予定し、消費者とのタッチポイントを増やしていく。

 スティックブラックを活用し若年層獲得を狙うアプローチや、来年には発売20周年を記念する企画も予定している。

 発表会に招かれた大沢たかおさんは「自分と対話するときにコーヒーを飲んでいる。『ちょっと贅沢な珈琲店』は、淹れたときの風味が心地良い」と語る。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。