カゴメは19日、野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」に賛同しているヤンマーマルシェ、タキイ種苗と協働で大阪の長居公園内にある農業体験施設「長居わくわくファーム」で、小学生の子どもがいる家族9組24名を招いて「農園の料理教室」を開いた。
今回のイベントは、今年4月に子どもたちが植えたトマトとナスなど夏野菜を、野菜の特徴や収穫の仕方などの説明を聞きながら収穫。農園の目の前のテントで、カゴメのコーポレートシェフである藤原和弘氏の実演をみながら、夏野菜350gを使用した「ラタトゥイユのリゾット」作りに挑戦した。

藤原氏は、野菜をじっくり炒めると、野菜本来の甘みやうま味を引き出せること、トマトがベースの味となり、全体を一つにまとめる役割を果たすことなど調理の秘訣を説明。参加者は、自分で作ったラタトゥイユリゾットが気に入った様子で、野菜があまり得意ではないと言っていた10歳の女の子も、「自分で作るとおいしい!」と笑顔で完食した。