伊藤園は6月23~29日に全国のスーパーマーケット390店舗で販促イベント「コールドブリューティーフェス」を開催した。リーフ茶、インスタント、セパレートティーなどの試飲を実施し、冷水抽出茶をカジュアルに楽しむ飲用スタイルを提案した。
埼玉県越谷市のイオンレイクタウンでは28・29日、マルエツ越谷イオンレイクタウン店の協力のもと1階「光の広場」で大々的にイベントを展開。この会場では10年近くにわたり同時期にイベントを開催しているが、「コールドブリューティーフェス」と題したのは今回が初めて。リーフブランドグループの鍋谷卓哉ブランドマネジャーは「若年層をはじめとする新規顧客へアプローチしたい」と狙いを話す。

「お茶の水出し」という従来のイメージを刷新するため、同社が複数の新商品名に使っている「コールドブリュー」という語を選択。スタッフのコスチュームも作務衣からカラフルなエプロンに変え、カジュアルな雰囲気を演出した。
リーフ「一番摘みのお~いお茶」やティーバッグ(TB)「PUREGREEN」などの試飲を提供した「ふるまい〈お茶小屋〉」コーナーでは、3月発売の水出しTB「香るCold Brew Tea」シリーズが好評を博した。
粉末茶「さらさらとける緑茶」と冷水をボトルに入れ3秒振って試飲したり、ボトル缶の「もぐっと ナタデココ&とろっとマンゴー」にインスタント茶を流し入れて上下2層の「セパレートティー」を作ったりする体験コーナーも設置。親子で体験する様子も多く見られた。「緑茶の楽しみ方の裾野を広げたい。セパレートティーでは手応えを感じた」(鍋谷氏)。

梅雨明け直前の真夏日だったこともあってか、「COLD BREW LEMON GREEN」など「お~いお茶」PET飲料4種の飲み比べコーナーには行列ができる時間も。
対象の「さらさらとける」2品購入で「コールドブリューティーボトル」1本をプレゼントする企画や、一定額のレシートと引き換えの「お~いお茶くん巨大ガチャ」に加えて「お~いお茶くん」とのじゃんけん大会も実施。大谷翔平選手のパネルも設置して、来場者らが伊藤園への親しみも深める機会となった。
