サタケは食品事業本部を分社化し、今月1日からサタケフードビジネス㈱として業務を始めた。同社は1995年に乾燥米飯の「マジックライス」を発売。その後、ミニタイプや雑炊、おかゆ、パスタなど関連商品を投入し、長期保存が可能な防災食などとして成長してきた。
22年に発売した「ななこめっつ」シリーズは保存期間を5年から7年へ延長するとともに、調理時間を15分から7分に短縮した商品で、食品ロスとコスト削減につながると支持を得ている。同社では「食品事業の専門性を高め、サービスと商品開発力を強化する」としている。