カフェWi-FiのPWがやたらと長い……日常の小さなストレスに「ミンティア」 100種類以上の「なんてこった」展示して価値発信

 カフェWi-Fiのパスワード(PW)がやたらと長い――。
 レシート入れたまま洗濯して紙吹雪――。
 さっき結んだ靴紐がまた解ける――。

 アサヒグループ食品は4月24日、こうした日常の小さなストレス(マイクロストレス)の解消に「ミンティア」の喫食が適していることを発信するため、代官山T‐SITE(東京都渋谷区)で「日常のなんてこった書店 Presented by MINTIA」と題したイベントを開催した。イベントは5月18日まで開催される。

 開催に先立ち、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さんとたかしさんをゲストに招いたメディア発表会&内覧会で河口文彦コンシューマ事業本部マーケティング一部担当部長は「日常の些細なストレスを“日常のなんてこった”という言葉で伝えさせていただき、それを感じたときに『ミンティア』があれば、いつでもどこでも手軽にすぐに軽やかな気持ちになれることを伝えていきたい」と語る。

「日常のなんてこった書店 Presented by MINTIA」
「日常のなんてこった書店 Presented by MINTIA」

 このような考えから、浜野謙太さんを起用した「いい今日を、ポケットに。」と題する新コミュニケーションを3月から展開。「些細なストレスは一日に何度も訪れるので、『ミンティア』をポケットから出して、その都度乗り越えていただきたい」という。

 イベント会場では、小さなストレスを100種類以上展示。パソコンを設置して“爆音で起動するパソコン”や“ロボットかどうか確認するための問題が難しすぎる”といった小さなストレスを体験できるようになっている。

 “日常のなんてこった”のエピソードをまとめた書籍も展示・販売。壁一面には「ミンティアウォール」と称し“日常のなんてこった”を記載したパステルカラーのミンティアパッケージを50種類敷き詰められている。

 TBSラジオ番組で事前にリスナーから募集した“日常のなんてこった”の展示コーナーも設けている。

“ロボットかどうか確認するための問題が難しすぎる”が体験できるコーナー
“ロボットかどうか確認するための問題が難しすぎる”が体験できるコーナー

 「“日常のなんてこった”を意識していただくには、形に残る本というスタイルが適していると考えた。来場者が写真を撮って発信できるポイントを沢山用意した。そこで感じたことや、ご自身ならではの“なんてこった”を発信していただけたら、我々にとっては非常に有難い」と期待を寄せる。

 イベント終了後はイベントの様子を撮影したWEBCMの投下などを予定し、引き続き小さなストレス解消に寄り添うものとしてアピールしていく。

 同社は今期(12月期)、「ミンティア」でコロナ禍以前を上回る過去最高の238.5億円の売上を計画する。

 滑り出しは上々で1-3月の販売金額は前年同期比15%増を記録。「CMの反響もよく、購入意向の喚起という点でもよいデータが出ている」と振り返る。

「ミンティアウォール」
「ミンティアウォール」
株式会社アピ 植物性素材