三井農林は、ノンアルコールで楽しめるサングリア仕立てのフルーツティーを訴求するインスタントティー「日東紅茶 フルーツ薫るサングリア」に磨きをかけて「日東紅茶」プレミアムスティックの至福シリーズにアップグレード。2月25日、「日東紅茶 至福のフルーツティー サングリア仕立て」の商品名で新発売した。
同商品は、サングリア仕立てのベースとなるぶどう系の果実感にこだわり、数多くある粉末果汁の中からイメージに一番合った国産の粉末巨峰果汁を選定した。
インスタントティー市場がほぼ横ばいと推定される中、ピーチ・レモン・アップルを除いたフルーツティーに伸長傾向がみられたことに商機を見出す。
企画本部商品企画・マーケティング部商品企画第一室の深田治稔室長は、インテージSRI+のインスタントフルーツティー販売金額ランキングを引き「フルーツアソートやマスカット&グレープティーなど単一フレーバーではなく、複数のフルーツの組み合わせが上位にランクインしている」と語る。
前身の「フルーツ薫るサングリア」は導入店あたりの販売金額を維持。導入拡大に向けて、素材にこだわり果実本来の香味を再現することをコンセプトとする至福シリーズの傘に入れて展開していく。

至福シリーズの既存品は「シャインマスカット」と「とろける白桃&黄金桃」の2品。「至福のフルーツティー サングリア仕立て」を加えることでラインアップを強化し、インスタントフルーツティー市場の成長を牽引していく。
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