「毎朝、子どもに手作りの麦茶を飲ませたい」思いと時短を両立した電子レンジ対応の麦茶ポット「むぎちゃん」開発 HARIO

 HARIO社は、手作りと時短を両立した電子レンジ対応の麦茶ポット「むぎちゃん」を開発・発売開始して、夏場の需要期に対応する。

 同商品は「毎朝、子どもに手作りの麦茶を飲ませたい」という社員の思いから開発された。
 「従来のやかんやケトルを使った麦茶づくりは時間がかかり、忙しい朝や仕事終わりの家庭ではハードルが高いもの。水出し茶も、いざという時に時間がかかってしまう」(HARIO社)ことから電子レンジを活用する抽出方法を採用した。

 作り方は、ポットに水を300ml入れ電子レンジで3分(600W)加熱し、麦茶のティーバッグを入れて5分抽出する。
 これに水を足し、冷蔵庫に入れる。急いでいる場合は30分程度、じっくり抽出したい場合は1-2時間程度で完成する。実容量は1L。

 家庭内で使いやすいよう、サイズ感にもこだわった。庫内の高さが19cm以上の電子レンジに対応しており、蓋をしたままのレンジ加熱も可能。冷蔵庫のドアポケットは、奥行11cm以上あれば収納できる。

 「注ぎやすく、最後の一滴まで注げる注ぎ口のデザインにし、広口形状にして洗いやすさも考慮した」とする。蓋には茶漉しがついており、緑茶や紅茶、ハーブティーにも対応。昆布やかつお節を入れることで、出汁を抽出することもできる。

 カラーはホワイト、ダークグレーの2色を取り揃える。メーカー希望小売価格は税込2750円。

株式会社アピ 植物性素材