不二製油はカカオ豆高騰に対応し、チョコレート用油脂を高配合したコンパウンドチョコレート製品「CPチョコレート」シリーズで、2月からミルクチョコレートタイプを発売した。
「CPチョコレート」シリーズは、不二製油が得意とするチョコレート用油脂を高配合することで、チョコレートと遜色ない口どけを再現。おいしさとコストメリットの両立を目指した製品。チョコレートとブレンドしても作業性は変わらず、焼菓子や洋菓子等の幅広い用途で使える。
カカオショックによるチョコレート製品への影響が懸念される中、昨年6月にCPシリーズを発売。スイートチョコレートタイプ、ホワイトチョコレートタイプは当初の想定を超えて販売が伸びている。
今回新たに追加したミルクチョコレートタイプの「チョコレートミルクCP11フレーク」(1㎏×6袋、準チョコレート規格)は甘さ控えめにしつつ、こだわりの製法によってキャラメル感と深いコクを引き出した製品。ナッツやドライフルーツなどの他の素材と合わせても、チョコレートの風味をしっかりと感じられる。流動性が高く、コーティングにも適しており、様々なシーンで活用できる。
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