サントリー食品インターナショナルは今年、自販機の競争力を強化するべく自販機のオペレーションなどの体制を整えた。
同社は22年1月にサントリービバレッジソリューション・サントリービバレッジサービス・ジャパンビバレッジの3社を統合して始動したサントリービバレッジソリューション(以下SBS)で昨年、自販機ルートや事業所統合を進めるとともに、自販機の機材運営を手掛けるサンベンドをユニオントラストに吸収合併し、メンテナンス事業の統合も実施し、効率化も進めた。

24年12月26日、取材に応じた内貴八郎取締役専務執行役員SBFジャパン社長は、この新体制によりオペレーションの効率化と同時に、法人開拓が加速しているという。
「同一の法人ご担当者に対して、自販機オペレーターさまの情報とSBSの情報が共有されているため、提案がより強化されている」と説明する。
社員自ら開発した自販機キャッシュレスアプリ「ジハンピ」を現在、北海道でテスト展開している。「ジハンピ」は、アプリを起動してピッと自販機にタッチするだけで商品を購入できるもので、各種電子マネーブランドやポイントブランドに対応している。
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