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2024 / 10 / 31 木曜日

パン粉好きな人集まれ!「♯パン粉の日」アイデアレシピを大募集!!

とんかつ、エビフライ、コロッケ…、老若男女問わず好まれるフライ料理に欠かせないのがパン粉だ。そのパン粉を使った料理をもっと広く知ってもらおうと、パン粉の業界団体である全国パン粉工業協同組合連合会は、8月5日(8=パン、5=粉)の「パン粉の日」を中心としたPR活動を行っている。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)

パン粉には生がある?

パン粉は文字通りパンから作られるが、パン粉メーカーは小麦粉やイースト、食塩、油脂などを使いパンから自社で焼き上げる。パン粉に適したパンを作るためだ。

パン粉には大きく分けて乾燥パン粉、生パン粉、セミドライパン粉があり、水分量によって区分される。乾燥パン粉は香ばしさが特徴で保存期間が長い。生パン粉は粒が大きくフライにした時、ボリューム感がありサクサクの食感が楽しめる。

一見、同じだけど…

一見同じように見えるパン粉だが、原料の配合や粒の大きさによって実に多種多様だ。実はパン粉の生産量のうち9割が業務用で、一般家庭用は1割に過ぎない。業務用のパン粉を使うのは精肉店、とんかつ店、惣菜店、スーパー、百貨店、冷凍食品メーカーと多岐にわたり、それぞれのユーザーに合わせた独自のパン粉を各メーカーが製造し納めている。

家庭用商品も「乾燥」や「生」といった区分けだけでなく、国産小麦を使ったもの、油を吸いにくくしたもの、糖質を抑えたものなど、多様化する消費者のニーズに合わせた、さまざまな商品が店頭に並んでいる。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)

海外でも人気!日本のパン粉

パン粉が国内で多く使われるようになったのは、食の洋風化が進んだ戦後のこと。食パンの高い製造技術を生かし、良質で風味の良いパン粉が製造されるようになった。その後、冷凍食品が市場に広がり、パン粉の需要も急速に伸びる。現在では日本のパン粉はその食感や品質の高さが支持され、世界中で広く使われている。

親子丼やどら焼きにも⁉

このようにさまざまな種類があるパン粉を、フライだけに使うのはもったいない。たこ焼、お好み焼などのコナモン、あるいはピザの生地に混ぜ込んだり、グラタンのトッピングにしたりと用途は多い。さらにパン粉を卵に混ぜふわふわの親子丼を作ったり、小麦粉の代わりにパン粉を使ってパンケーキのようなどら焼きに仕上げたりと、メーカー各社も自社のサイトなどを通し、レシピの発信に力を入れている。

レシピを大募集!!

プレゼント商品の一例 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
プレゼント商品の一例

今回、パン粉の使い道をもっと自由な発想で広げようと、全国パン粉工業協同組合連合会はレシピを大募集している。

食品新聞のXアカウント(@shokuhinet)をフォローして、「♯パン粉の日」とともにオリジナルレシピの写真とコメントを投稿。優秀作品に選ばれた10名様には、各メーカーのイチ押商品を集めた詰合せをプレゼントする。応募は9月10日まで。食品新聞サイト又はX(Twitter)からのダイレクトメッセージにて当選者へご連絡いたします。