パン粉好きな人集まれ!「♯パン粉の日」アイデアレシピを大募集!!
とんかつ、エビフライ、コロッケ…、老若男女問わず好まれるフライ料理に欠かせないのがパン粉だ。そのパン粉を使った料理をもっと広く知ってもらおうと、パン粉の業界団体である全国パン粉工業協同組合連合会は、8月5日(8=パン、5=粉)の「パン粉の日」を中心としたPR活動を行っている。
パン粉には生がある?
パン粉は文字通りパンから作られるが、パン粉メーカーは小麦粉やイースト、食塩、油脂などを使いパンから自社で焼き上げる。パン粉に適したパンを作るためだ。
パン粉には大きく分けて乾燥パン粉、生パン粉、セミドライパン粉があり、水分量によって区分される。乾燥パン粉は香ばしさが特徴で保存期間が長い。生パン粉は粒が大きくフライにした時、ボリューム感がありサクサクの食感が楽しめる。
一見、同じだけど…
一見同じように見えるパン粉だが、原料の配合や粒の大きさによって実に多種多様だ。実はパン粉の生産量のうち9割が業務用で、一般家庭用は1割に過ぎない。業務用のパン粉を使うのは精肉店、とんかつ店、惣菜店、スーパー、百貨店、冷凍食品メーカーと多岐にわたり、それぞれのユーザーに合わせた独自のパン粉を各メーカーが製造し納めている。
家庭用商品も「乾燥」や「生」といった区分けだけでなく、国産小麦を使ったもの、油を吸いにくくしたもの、糖質を抑えたものなど、多様化する消費者のニーズに合わせた、さまざまな商品が店頭に並んでいる。
海外でも人気!日本のパン粉
パン粉が国内で多く使われるようになったのは、食の洋風化が進んだ戦後のこと。食パンの高い製造技術を生かし、良質で風味の良いパン粉が製造されるようになった。その後、冷凍食品が市場に広がり、パン粉の需要も急速に伸びる。現在では日本のパン粉はその食感や品質の高さが支持され、世界中で広く使われている。
親子丼やどら焼きにも⁉
このようにさまざまな種類があるパン粉を、フライだけに使うのはもったいない。たこ焼、お好み焼などのコナモン、あるいはピザの生地に混ぜ込んだり、グラタンのトッピングにしたりと用途は多い。さらにパン粉を卵に混ぜふわふわの親子丼を作ったり、小麦粉の代わりにパン粉を使ってパンケーキのようなどら焼きに仕上げたりと、メーカー各社も自社のサイトなどを通し、レシピの発信に力を入れている。
レシピを大募集!!
今回、パン粉の使い道をもっと自由な発想で広げようと、全国パン粉工業協同組合連合会はレシピを大募集している。
食品新聞のXアカウント(@shokuhinet)をフォローして、「♯パン粉の日」とともにオリジナルレシピの写真とコメントを投稿。優秀作品に選ばれた10名様には、各メーカーのイチ押商品を集めた詰合せをプレゼントする。応募は9月10日まで。食品新聞サイト又はX(Twitter)からのダイレクトメッセージにて当選者へご連絡いたします。
パン粉好きな人集まれ !
パン粉を使って楽しいレシピ!写真投稿(#パン粉の日)でイチ押し詰め合わせをゲットしよう!
パン粉の使い道をもっと自由な発想で広げようと、全国パン粉工業協同組合連合会はレシピを募集中です!!… pic.twitter.com/xBDjYQFCWC
— 食品新聞 (@shokuhinet) August 6, 2024