イオンリテール東海カンパニーは3日から6日まで、「山梨新酒ワインフェア」を東海エリアのイオン・イオンスタイル64店舗で開催した。
山梨県ワイン酒造組合では、県内産のぶどう「甲州」「マスカット・ベーリーA」を使って醸造された新酒を「山梨ヌーボー」として解禁日を11月3日に設定し、イベントを開催するなど山梨ワインのブランド化などを図っている。
イオンリテールでは、「山梨ヌーボー」の解禁に合わせて東海エリアでも国産ワインを楽しんでもらおうと企画している。開催店舗の一つ、イオン八事店では5日、特別催事を実施。ワインをイメージしたピアノとバイオリンの演奏をはじめ、山梨で高い支持を得ている老舗ワイナリーの岩崎醸造の白石壮真社長がワインセミナーも行った。
特設売場では、歴史のある品種「甲州」の白ワインや、紫黒色の品種「マスカット・べーリーA」の赤ワインなど新酒9品目を販売。このほか、幻のぶどうと称されるアジロンダックを使ったワインも用意された。
白石社長は「今年は6月に雨が少なく、梅雨明けも早かったため、粒が小さく凝縮した味わいのワインに仕上がっている。フレッシュな新酒の味を楽しんでもらいたい」と話している。