芸人が運営するスペシャルティコーヒー店が誕生 猿田彦珈琲の新店舗が週2日「SACHIOPIA COFFEE」へ暖簾変更

 スペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲が7月26日にオープンした新店舗「猿田彦珈琲 吉祥寺 井の頭公園前店」(東京都武蔵野市)は毎週、月曜と火曜の週2日、「SACHIOPIA COFFEE」へと暖簾が変更する。

 「SACHIOPIA COFFEE」を運営するのは、コーヒー芸人のコーヒールンバ平岡(平岡佐智男)さん。
 過去、某大手コーヒー店に勤務し、4店舗で最高売上更新を記録したほか、自ら開発した商品「アイスエスプレッソ」が全国300店舗で発売されるという経歴を持つ。

 本業(芸人)の傍ら、業務委託契約で猿田彦珈琲の広報を務め二足の草鞋を履く。コーヒーの道を追求し、不定期で「SACHIOPIA COFFEE」と称しコーヒーイベントを開催していた。

 芸人が運営するスペシャルティコーヒー店「SACHIOPIA COFFEE」の誕生は、猿田彦珈琲の大塚朝之社長のはからいによるところが大きい。

左から猿田彦珈琲の大塚朝之社長とコーヒー芸人のコーヒールンバ平岡(平岡佐智男)さん - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左から猿田彦珈琲の大塚朝之社長とコーヒー芸人のコーヒールンバ平岡(平岡佐智男)さん

 
 高校生から俳優を目指して活動したことのある大塚社長が「SACHIOPIA COFFEE」のイベントを訪れたとき、平岡さんの所作にシンパシーを感じたという。

 11月30日取材に応じた大塚社長は「平岡さんは芸人なので“人の笑いをとりたい”と目的がシンプルに整理されており、間の取り方やアドリブが鍛え上げられている。猿田彦珈琲の接客力はそこには到底及ばず社内にもいい刺激を与えるはず」と語る。

 「月曜と火曜でも『猿田彦珈琲 吉祥寺 井の頭公園前店』の認識で訪れる方が多く、その方たちに丁寧に説明するように心がけている。また味などで絶対にがっかりさせてはいけない」と続ける。

「SACHIOPIA COFFEE」のドリップバッグ - 食品新聞 WEB版(食品新聞社) これに対し、平岡さんは「お声がけ下さり大変光栄」と感謝を述べる一方で「猿田彦珈琲の看板に傷がつかないようにしなければいけない」と気を引き締める。

 毎週、月曜になると、看板などを「SACHIOPIA COFFEE」に差し替え、火曜の営業を終えると再び看板などを猿田彦珈琲に戻す。平岡さんは毎週2日間、「SACHIOPIA COFFEE」のオーナーとして猿田彦珈琲からコーヒーを購入する取引関係になる。
 「猿田彦珈琲の広報も手を抜きたくないので、お店は芸人仲間にお願いして営業させていただくことが多い」という。

 猿田彦珈琲にとって路面店となる「吉祥寺 井の頭公園前店」はある意味、原点回帰の店舗だという。

 大塚社長は「実験店舗を手掛けることが大事。正直、採算をとるのは厳しいが、路面店は我々のスタイルとしては物凄く重要。トラフィックの多い場所ばかりでやってしまうと、図に乗り勘違いしてしまう」と述べる。

「猿田彦珈琲 吉祥寺 井の頭公園前店」「SACHIOPIA COFFEE」内観 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「猿田彦珈琲 吉祥寺 井の頭公園前店」「SACHIOPIA COFFEE」内観
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