三島食品 ふりかけで2年連続のヒット 新たに大袋発売 1日で使い切る超ヘビーユーザーも

三島食品は「ひろし」「かつお」の2品に大袋を投入した。昨年発売した「ひろし」は広島菜を原料とした商品。同社の看板商品「ゆかり」を筆頭とする“ふりかけ三姉妹”シリーズに「初の男性名が登場!」などとSNSで話題を集めたこともあり、初年度の販売額は当初見込みの約8倍というヒット商品になった。

知名度の低い広島菜を全国に広めようと、発売当初から「勝手に広島菜大使を名乗っていた」(同社)が、商品が予想以上に売れたことで原料の供給が追い付かないほどに。JAによると、広島菜の生産量が例年の3割程度増えたという。

続いて今年2月に発売した「かつお」は、本枯節を使用した風味や食感が好評を得て、発売から2か月の販売数量が「ひろし」を上回った。また、誰もが知る国民的漫画に登場する男の子と同じ商品名も、再び話題となった。

立て続けのヒット商品に大容量化を求める声が多く寄せられ、「1日で1袋を使い切ってしまう」という「超・ヘビーユーザー」も現れた。こうして今回の大袋発売が実現。同社では「お客様の声に応えるとともに、大袋が加わり商談での提案の幅も広がった」(佐伯俊彦マネジャー)としている。

大袋の「ひろし」は36g、「かつお」は22g、参考小売価格は各275円(税別)。年間販売目標はそれぞれ2千700ケース、約3千万円(出荷ベース)。

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