コロナ禍で消えたマネキン販売 リモートで実施へ機材レンタル開始 国分グループ本社

国分グループ本社は1日から、関東・甲信越エリアでリモートマネキン機材レンタルサービスの本格展開を開始した。

コロナ禍で店頭での推奨販売(マネキン販売)での実施が難しくなった中で、同社では東京近郊の得意先向けにリモートマネキン機材レンタルサービスを提供してきた。6月から対象エリアを関東・甲信越に広げる。

同サービスは、店頭にディスプレイやパソコンなどの機材を設置し、WEB接客ツールを使って、オンラインでマネキン販売員による推奨販売が可能。国分がリモートマネキン実施に必要な機材・WEB接客ツールおよびスタジオをレンタルで提供する。配信拠点として国分グループの社屋提供や、実施希望の小売業とメーカーのコーディネートも支援する。1日単位でのレンタルも可能で、スポット販促などにも活用できる。

コロナ禍で、メーカー側では試食販売ができず新商品のアピールが不足している、小売業では試食販売の中止により従来のクッキングサポートを活用できていないことが課題になっており、新たな販促手法としてリモートマネキンの提案が注目を集めそうだ。なお、料金・サービスの詳細は、国分グループ本社マーケティング部デジタルマーケティング課まで。

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