アイス、4月後半の気温上昇で活性化の兆し 4月「ガリガリ君」13%増「あずきバー」14%増など氷菓系が牽引

 アイス市場は4月後半の気温上昇で氷菓系を中心に上昇基調にある。

 4月市況は3~4%増と推定。値上げ発表が相次ぎ消費減退を懸念する向きもあるが、5月の大型連休は全国的に総じて好天に恵まれ市場活性化が見込まれる。

 4月は、前年の反動減に見舞われた一部を除き主要各社はおおむねプラスとなった。

 伸びが顕著だった氷菓系では4月、「ガリガリ君」(赤城乳業)13%増、「ガツン、とみかん」(同)45%増、「あずきバー」(井村屋)14%増などとなった。
 この中で「ガツン、とみかん」は、お笑い芸人・江頭2:50を起用したCMが奏功した。後半急伸したのは丸永製菓で、アイス計で27%増を記録。4月26日発売の「ファンタグレープ アイスバー」がコンビニ大手3社に導入されたことが大きく貢献した。

 「アイスボックス」(森永製菓)や「サクレ」(フタバ食品)も好調。「アイスボックス」は日向坂コラボや高気温から店頭回転も良く4月7~8%増になったとみられる。「サクレ」は新商品「パイン」の好調が全体を押し上げ4月20%増となった。

 氷菓系以外も局所で活性化の兆しがみられる。

 ロッテは4月、「雪見だいふく」40%増と絶好調となった。これには女性をメーンターゲットにした「塩キャラメル」の好調が寄与した。
 ロッテではそのほか「モナ王」「ガーナチョコ&クッキーサンド」「レディーボーデン」などが好調となった。

 ハーゲンダッツは、4月頭に発売したバーアイスの新商品「抹茶黒糖くるみ」が好調となり4月バーアイストータルは57%増を記録。「クリスピーサンド」は、定番の「ザ・キャラメル」が二ケタ成長を続けたことで4月トータル8%増となった。

 明治は4月、「エッセルスーパーカップ」10%増、「パフェシリーズ」20%増弱、「うずまきソフト」20%増弱となった。