沖縄県黒砂糖協同組合 5月10日は「黒糖の日」 ブランド強化し消費拡大へ

沖縄県黒砂糖協同組合(沖縄県那覇市、西村憲代表理事)は5月10日、「黒糖の日」セレモニーおよび「沖縄黒糖ランチ」イベントを都内で開催した。同イベントを沖縄県外(東京)で開催するのは初めての試みで、沖縄黒糖の魅力を全国に広げ、黒糖消費の拡大につなげる狙い。

セレモニーの冒頭、西村代表理事は「黒糖産業は離島の雇用確保など経済波及効果が大きい」としたうえで「甘味離れが進む中で沖縄黒糖の機能面、健康面での魅力が見直されており、消費者の皆様に身近な甘味料としてご利用いただきたい」と抱負を語った。

また、来賓の沖縄県農林水産部(崎原盛光部長)は「製糖期間が終了し、新糖の販売が本格的に始まる5月10日を『黒糖の日』と位置づけ、沖縄黒糖を全国へ発信し消費拡大に努めている。本日を契機に全国に沖縄黒糖を広くPRし、より一層のブランド化につながることを期待したい」と述べた。

「沖縄黒糖ランチ」
「沖縄黒糖ランチ」

現在沖縄黒糖は、伊平野島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島の8島で製造され「沖縄黒糖8島」としてブランド化されている。島ごとの土壌や天候条件の違いにより色や形、味、香り、食感に個性があり、同イベントでは黒糖の食べ比べのほか「黒糖の堅さ・甘み・ミネラル分などの特徴に合わせ考案された沖縄黒糖ランチ」(Maestranza代表取締役/シェフ・比嘉康洋氏)の試食会も行われた。

沖縄黒糖はここ数年豊作が続いているが、コロナ禍の影響で黒糖消費は縮小傾向にあった。しかし、コロナの収束とともに沖縄県内への観光客流入が徐々に回復するなど経済活動に明るさが見えつつある。沖縄黒糖の魅力情報の発信、ブランド強化を通じた更なる消費拡大に期待が寄せられている。