特製レインボーデザインの「コカ・コーラ」が、22日から24日の期間、代々木公園(東京都渋谷区)で開催されているイベント「東京レインボープライド2022」で販売されている。
コカ・コーラシステム社内外の啓発機会を通じたLGBTQの理解促進が目的。
コカ・コーラシステムは、サスティナビリティ―戦略の注力分野の1つに「多様性の尊重」を掲げ、LGBTQほかジェンダー、年齢・世代、障がい者支援の4つの重点課題に取り組み、東京レインボープライドにも協賛している。
東京レインボープライドは、LGBTQをはじめセクシャル・マイノリティ(性的少数者)が差別や偏見にさらされることのない社会の実現を目指したもので、イベントは2年ぶりのリアルでの開催となった。20年と21年はコロナ禍を受けオンラインで開催された。
日本コカ・コーラとコカ・コーラボトラーズジャパンも3年ぶりにブースを出展し、期間中、両社の社員総勢50人が交代で特製レインボーデザインの「コカ・コーラ」の販売や「CokeON」アプリのドリンクチケットを配布している。
特製レインボーデザインは「コカ・コーラ」500mlPETに手作業でラベルを巻き付けたもので、ラベルにはLGBTQ支援に関するワードが印刷され全29種類を用意している。
ブースには、フォトブースが設けられているほか、コカ・コーラシステムのLGBTQに関する取り組みをインフォメーションボードで展示されている。
なおコカ・コーラシステムは、社員の同性パートナーを婚姻と同等に扱うため21年5月に就業規則の改訂を全社で完了した。