水出し紅茶が拡大 成長加速へ「日東紅茶」が放つ第5の矢「はちみつレモン」

水出し紅茶市場が年々成長を遂げ21年春夏(4-9月)は前年同期比20%以上を記録し市場規模は3億円程度と推定される。

約200億円と推定される紅茶トータルの市場の中で規模は小さいながらも近年の高い伸びから今後も成長が見込まれる。

市場を牽引するのは三井農林の「日東紅茶 水出しティーバッグ」シリーズで21年単品売上ランキング1位に「水出しアイスティーアールグレイ」、2位に「同トロピカルフルーツ」がランクイン。

作田祥司室長(三井農林)
作田祥司室長(三井農林)

市場拡大の背景について、作田祥司企画本部商品企画・マーケティング部商品企画室室長は「コロナ禍で在宅時間が長くなっていることがベースにある。在宅時間が長くなるに伴い水出しの選択肢が従来のお茶から幅広くなったことに加え、昨年は季節要因との相乗効果で市場がさらに広がっている」と語る。

この中で「水出しティーバッグ」シリーズは4品トータルで市場の伸びを上回る25%以上のプラスとなり、今年、この勢いを加速させるべく5つ目の新フレーバーとして2月28日に発売開始したのが「水出しアイスティーはちみつレモン」。

これは、はちみつとレモンの相性の良い定番の組み合わせで、夏場を中心とした飲用に向けてスッキリとした味わいに仕立てたものとなる。

開発の背景には昨秋に新発売した「はちみつ紅茶ティーバッグ」の好調ぶりがある。「『はちみつ紅茶』は9月の発売開始時には当社の他のアイテムを抑えてナンバー1の販売を記録した」と振り返る。

「水出しアイスティーはちみつレモン」は、「はちみつ紅茶」の需要低迷が予想される夏場に向けた商品で「水出しで楽しんでいただくために、はちみつだけではなく、はちみつとの相性の良いレモンの組み合わせで開発した」という。