冷凍麺 前年反動で2ケタ減も家庭用は堅調維持

日本冷凍めん協会はこのほど、「21年冷凍めん年間生産食数調査」結果を公表した。21年の冷凍めん生産食数は17億8千669万8千食、前年比11.1%減。過去最高の20億食となった前年を下回り、7年ぶりのマイナス。コロナ禍で家庭用が大きく伸長した20年の反動に加え、業務用の落ち込みが続いていることが響いた。19年比でも3.6%減となったが、家庭用は19年比10%増と内食化でベースアップがうかがえる。

トータル17億8千669万食の内訳は、業務用8億930万食(同8.4%減)、家庭用9億7千739万食(前年比13.2%減)。構成比は業務用45.3、家庭用54.7。

品目別では
▽うどん10億9千86万食(前年比12.8%減)
▽日本そば1億7千848万食(同18.9%減)
▽中華めん2億9千154万食(同4.3%減)
▽パスタ1億8千550万食(同3.5%増)
▽焼きそば3千905万食(同5.8%減)

業務用はコロナ禍での外食産業や産業給食の食数減少により、19年比で約1億6千万食の減少。市販用は19年で8億8千万食、20年には11億2千万食と約2億4千万食伸長したものの、21年は9億7千700万食となった。

カテゴリーでは、パスタが3.5%増と好調だ。家庭用パスタは19年1億食、20年には1億3千万食に増加しており、21年も1億3千350万食と約300万食増えた。中華めんは市販用・業務用トータルでは前年割れだが、市販用は20年も2.4%増と伸長。コロナ禍の内食化傾向に加えメーカー各社の商品開発が活発化しており、つゆ付き、セットめん・調理めんの伸びが目立っている。

なお、調査は国内で冷凍めんを製造している41社が回答した。

「21年冷凍めん年間生産食数調査」(日本冷凍めん協会)
「21年冷凍めん年間生産食数調査」(日本冷凍めん協会)