「さらなる値上げを懸念」 西日本パン粉組合が現状報告

西日本パン粉組合はこのほど、臨時総会をオンラインで開催した。

総会に先立ち技術研修会が行われ、旭トラストフーズの藤原和正氏が原料原産地や遺伝子組換えの表示に関する最新情報を、消費者庁の資料を用いて説明した。

総会では小谷一夫理事長(小谷食品社長)が「今年度はリアルで会うことができず、WEB上の会議ばかりになってしまった。今日は昨年秋の麦価改定に対する値上げの進捗状況、そして今回の改定に対しどう対応していくのかについて情報交換したい」とあいさつ。

続いて組合員が各社の状況を報告した。「大体2月いっぱいで(価格転嫁が)完了した」という報告の一方で、「家庭用は3~4月までかかったので、それまでのコストをのまざるを得なかった」という現状も聞かれた。

「小麦だけでなく燃料や油も上がり、ニュースや新聞でも取り上げられているので以前ほど抵抗なく受け入れられた」とおおむね価格改定が了承されたという声が多かった。

一方で、「砂糖や塩まで上がっている。まだ追いつかず、このままでは経営が成り立たない」「秋に再度上がるのは確実で、再びお願いしなければならないとアナウンスしている」など、今後のさらなる値上げを懸念する声も強かった。