未来はすぐそこに

かつてはFA…現在はスマートファクトリーという言葉が耳になじむようになった。同分野はAIやIоTによる技術革新が目覚ましい。食品業界でもコロナ禍で非接触、非対面が求められ、人手不足の解決策としても自動化技術が注目されている。

▼食品製造業は国内産業中、最も労働生産性が低い。特に食品製造業の労働者の半数近くが従事する惣菜製造業は、機械化が遅れている分野だ。日本惣菜協会は経産省が進めるロボフレ事業の代表となり、ユーザー7社とベンダー8社のタッグによる惣菜盛り付け工程のロボット導入と量子コンピュータを使った作業者のシフト計算を実用化した。24年度までに中小事業者にまで自動化技術を実装させる。

▼盛り付けロボにも課題はある。30社近くのメディアを集めたデモでは、ポテトサラダがハンドにこびりつく場面もみられ、盛り付けられた見た目は改善の余地を残した。

▼経産省担当者は「技術はすぐ進歩する。いったん人々が寛容になることで爆発的に革新する」と長い目で見ることが重要とした。未来はすぐそこまで来ている。

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