味の素冷凍食品 冷凍米飯を千葉工場に集約 CO2約7千t削減

味の素冷凍食品は、23年3月をめどに冷凍米飯の自社工場を千葉工場に集約し、大阪工場での生産を中止する。

冷凍米飯領域でのコモディティ化や低価格化が進む中、ブランド力や、「ザ★チャーハン」とおいしく減塩を実現するという健康栄養製品などへの集中をさらに高めるために生産体制の再編を行う考えで、冷凍米飯専用工場である千葉工場へ19億円を設備投資する。

また、低炭素型炊飯ラインを導入することでエネルギー効率を高めるとともに、きめ細かな炊飯管理を可能にし、生産性の大幅向上、環境対応、高品質の独自価値製品への対応力を向上させる。

年間で、20年度国内工場総排出量の約12%に相当する約7千tのCO2排出を削減する見込み。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)