中部メイカン「変革と創造」テーマに展示会 海苔の新ブランドもお披露目

中部メイカン(岐阜市、小寺仁康社長)は15日、名古屋中小企業振興会館で「2022年春の展示会」を開催した。コロナ禍の影響により19年秋以来の実施となった今回は、「変革と創造」~“withコロナ 脱コロナ 新しい食生活の”探求がテーマ。当日はメーカー184社(ドライ70社、チルド30社、地方69社、酒類14社、その他1社)が出展。取引先関係約500人を招待し、今春夏のトレンドや新商品・注目商品などを紹介した。

同社オリジナルコーナーでは、①八代目儀兵衛②こだわりの蕎麦・そばつゆ③韓国商品+激辛商品④オートミール⑤家計応援団などの企画を用意。

「八代目儀兵衛」は、社名を同じくする京都の米穀商・飲食事業者と、中部メイカンのグループ会社・磯美人が共同展開する海苔の新ブランド。米を美味しく食べることを目的に、米のプロ集団が認めた海苔を選定。ブランドの認知向上に向け、今後いろいろな仕掛けを行っていくという。

小寺仁康社長(中部メイカン) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
小寺仁康社長(中部メイカン)

韓国商品は、第4次韓国ブームを受けて最近のトレンドや売れ筋商品などを集めた。

また、相次ぐ商品値上げで消費者の節約志向が強まるとの見通しから、もやしや豆腐などを使ったメニュー提案や専用調味料などをそろえた。

同社・小寺社長によると、22年3月期(単体)の着地は売上高が前年比4.3%減の113億円、経常利益は同2・5%増の2億円となる見通し。「コロナ特需が滑落したことで、売上は全体的に苦戦。新規獲得もできてはいるが、既存の落ち込み分をカバーしきれていない。一方で経常利益は、経費減少とともに営業外収益が寄与した。グループ連結業績としては売上高が365億円前後、経常利益は4億円を超える水準」という。

収益貢献したのが、銀だこなどのFC店運営を行う外食事業部や、昨年立ち上げた運輸事業。銀だこはテイクアウト需要をうまく取り込み順調に推移。運輸事業は500万円の利益創出につなげた。運輸事業は自社物流と委託物流の最適解を推し進めながら、年2台ペースで自社トラックの台数を拡大。将来的には分社化も視野に入れる。

次年度の中部メイカン単体業績は、売上高114億円、経常利益は前年並みから微減の見通しとしている。

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