三菱食品 輸入食品のラインアップ拡充 仏・伊・独から新規ブランド

三菱食品は輸入食品の新ブランドを拡充する。フランス国内シェア№1の天日塩「ラバレーヌ」、イタリア最古のアンチョビメーカー「リッツオーリ」、ドイツ皇帝御用達の歴史を有するハーブティー「メスマー」の3ブランドを15日から全国発売した。

フランス№1の塩「ラバレーヌ」

フランス・サリーン社が展開するブランド塩。1934年に誕生した歴史あるブランドで、フランス国内シェア№1を誇る。「LA BALEINE(ラバレーヌ)」はフランス語でクジラを意味する。フランス南部の地中海に面したエーグモルトで再生可能エネルギーを利用し、塩を製造。クジラと海のイラストは100%海水塩で作られる塩のシンボルとして親しまれている。

「地中海の天日塩(微粒)」は海水100%を使用し、太陽と風の自然エネルギーで作られた天日塩。ミネラルを含むバランスの良い塩味が特長。250g、希望小売価格500円(税抜)。「フルールドセル(塩の花)」は太陽と風で海水が蒸発し、表面にできた最初の結晶のみを職人が手作業で収穫。見た目も華やかなで粒が大きめの塩。125g、同1千円。

イタリア最古のアンチョビ「リッツオーリ」

「リッツオーリ アンチョビフィレ カンタブリア産」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「リッツオーリ アンチョビフィレ カンタブリア産」

1865年に創業、パルマにあるイタリア最古のアンチョビメーカー。長年の経験で培った職人技で、アンチョビをはじめツナやサバなどの水産加工品を製造。七海や生態系を守る漁業を創業当時から継続し、一部の商品では持続可能で漁業で獲られた天然の水産物の認証を取得。

「アンチョビフィレ」は地中海で水揚げされたイワシを約6か月間、専門家の管理のもと塩蔵熟成。骨取りなど、すべての工程を手作業で丁寧に行った後、オリーブオイルと一緒に瓶詰した。内容量58g/同580円、90g/同780円の2規格。

「アンチョビ フィレ カンタブリア産」はスペイン北部とフランス何西岸にあるカンタブリア海のカタクチイワシを約6か月間、塩蔵熟成した贅沢なアンチョビ。リサイクル可能なプラスチックを使用したパッケージ。MSC認証取得製品。40g、同480円。

「アンチョビ ペースト」はパスタやビザ、サラダなどのさまざまな料理に使いやすいペーストタイプ。60g、同480円。

レインフォレスト認証のハーブティー「メスマー」

「メスマー カモミール」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「メスマー カモミール」

1852年創業、ドイツ皇帝御用達の歴史を持つハーブティーブランド。信頼のおける契約農家で原料を生産し、専門家により原料の選定からブレンドまでを実施。日本市場取扱商品すべてのフレーバーで、レインフォレスト・アライアンス認証を取得している。取扱商品は次の通り。

「カモミール」=ドイツ国内のカモミール市場売上高№1商品。青りんごのようなやさしい香りとほのかな苦味が特長。「ペパーミント」=ドイツ国内ペパーミント市場売上№1。ミントのさわやかな香りが特長の清涼感あふれる味わい。「ローズヒップブレンド」=スウィートブラックベリーリーフをブレンド。ロースヒップのフルーティーな酸味にブラックベリーリーフの上品な甘み、ハイビスカスの華やかな香りが特長。「ルイボスティーワイルドチェリー」=日本新発売のフレーバー。サクランボの香りが広がるフルーティーなルイボスティ。各1箱10パック入り。同300円。

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