東日本大震災から11年 きめ細かな被災地支援続けるカゴメ

東日本大震災から11年目を迎え、2011年10月に東日本大震災復興支援室を立ち上げたカゴメは、このほど21年度の活動内容をまとめた。

宮城県名取市閖上地区の地域興しでは、閖上で畑を借りてカゴメトマトジュースの原料トマト「凛々子」を栽培し、子どもたちに収穫体験を実施。レストラン「閖上港食堂HACHI(ハチ)」とコラボし、「凛々子」を使ったトマトスープをお客様に無料で振る舞った。

20年からはマーケティングや販促担当者が「結の場」に参加して産業振興を推進しており、昨年は宮城県東松島市や岩手県の食品メーカーおよび酒造店を対象にアドバイスを実施した。

また、南三陸町ワインプロジェクトにも参加しており、南三陸町の田束山山頂に新しく作られたブドウ畑の耕作のお手伝いやブドウ畑の隣で「凛々子」を栽培。収穫したトマトはドライトマトにして南三陸ワイナリーで、ワインのおつまみ「ドライトマトのアヒージョ(南三陸産トマト使用)」として使われた。

12年度から行っている農業担い手の育成を目的とした農業高校でのトマト栽培の授業は、昨年度も10校で実施し、累計では87校に達した。同社では今後も東北を中心とした被災地の復興にさまざまな活動を通して支援していく方針。

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