ローソンストア100 宅配専門スーパーの倉庫役に 無店舗の「OniGO」と協業開始

ローソンストア100は2月25日、実際の店舗を持たずに注文から約10分という短時間で宅配するダークストア「OniGO」との協業をこの日開始したと発表した。ローソンストア100中野中央店を皮切りに3月に2店舗目を予定。3年後には100店舗規模の拡大を目指す。協業ではローソンストア100がOniGO用の商品ストック場所となる倉庫の役割を担う。これにより、宅配ニーズに対応するとともにローソンストア100にとっては来店客層の拡大につなげる。一方、OniGOは品ぞろえの幅を広げながらクイックデリバリーにより専念できるようになる。

消費者としては、OniGOのアプリからローソンストア100の商品を注文することができる。注文が入ると店舗近くの拠点に常駐しているOniGOスタッフが商品のピッキングから配送までを一貫して行う。注文可能な商品は、生鮮食品を中心に約700品目を取りそろえ、販売動向を分析しながら随時品目や品数を見直していく。宅配エリアは店舗から半径約2㎞以内とする。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)