飲料値上げ局面へ コカ・コーラが大型容器16品で発表

 コカ・コーラボトラーズジャパンは2月8日、5月1日出荷分から大型ペットボトル(PET)の出荷価格を改定すると発表した。

 値上げ幅は商品によって異なり全体で約5~8%となる。

 対象商品は「コカ・コーラ」「ファンタ」「スプライト」など炭酸飲料1.5Lの大型PETと「アクエリアス」「綾鷹」「爽健美茶」など2Lの大型PETの計16品。

 原材料価格や物流費高騰が背景。

 対象商品を大型PETに絞り込んだ点について同社は「大型PETは原価や物流費の高騰の影響が他パッケージより影響が受けやすくコスト増吸収が困難なため」と回答した。

 価格改定は2019年4月以来、約3年ぶりとなり、これにより飲料は値上げ局面に入る。

 19年の飲料値上げの動きは、コカ・コーラが先鞭をつけ1月8日に発表し4月の出荷分から実施。これ続いて1月には、サントリー食品インターナショナル、アサヒ飲料、キリンビバレッジの順に発表され、5月の出荷分から実施に踏み切った。
 続いて2月には伊藤園(6月出荷分から実施)、大塚食品(5月の出荷分から実施)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(6月出荷分から実施)の順で発表された。

 各社とも対象商品は大型PETで一部では実施日前に仮需要が発生した。

 今年はコカ・コーラの発表に先立ち大塚食品が1月31日、輸入ミネラルウォーター「クリスタルガイザー」の500mlサイズと700mlサイズを対象に4月1日納品分からの値上げを発表した。

 大容量は長らく安売りの対象にされ、これに昨今の物流費の高騰と原材料価格の上昇が重くのしかかり収益の逼迫を強めている。

 1ケース当たりの一般的な入数をみると、小容量24本であるのに対し、大容量は6本と少ないことから物流の足枷となっている。仮に1ケースの送料が600円だとすると、小容量PETが1本当たり25円であるのに対し、大容量PETは1本あたり100円の送料負担となる。

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