真の研究・開発型企業へ 日清製粉ウェルナ小池社長

日清製粉ウェルナの小池祐司社長は1日、同社の春の新製品発表会で今後の方針を説明した。要旨は次の通り。

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当社は1月1日、社名を「日清製粉ウェルナ」に変更し、再スタートを切った。今後はコーポレートブランドならではのコミュニケーション強化を図り、その価値をコーポレートブランドに蓄積し、企業価値のさらなる向上を目指す。

コロナ禍の影響を受けながら、内食、中食そして外食、それぞれの消費動向はさまざまに変化していくと考えられる。われわれはこの需要変動に的確に対応し、未来につながる価値に重きを置き、真の研究・開発型企業へと進化していくつもりだ。「SDGs」「Z世代」などを切り口とした新分野の新製品を上市するとともに、今までにない広告宣伝施策、そしてDXの推進によるセールステックを活用した科学的営業も強化している。今後も価値創造につながる付加価値製品の開発にまい進したい。