個人経営の飲食店や中小・中堅企業らが加盟する飲食団体で構成する「一般社団法人 日本飲食団体連合会」(通称:食団連)は1月19日、都内で設立記者会見を開催した。
同連合会は、個人・中小規模の飲食企業や専門店など飲食業に関わる14団体で発足。現在、20を超える団体や勉強会を含む、有志の会が参加を表明しており、「30を超える飲食関連団体・協会などが会員となり、店舗数は数万店に達する見込み」(同連合会)。
食団連はコロナ禍で飲食業界が苦境に追い込まれる中で、「日本の食文化を未来に繋げ、食産業の発展とその従事者の社会的地位向上に寄与する」ことを目的に発足。
個人経営や中小規模の飲食店が加盟する団体が結集し、裾野の広い外食業界においてコロナ禍で苦しむ個人店や小規模飲食店の声を政府・与党、行政に届け、具体的な政策提言なども実施していきたいという。
食団連の会員は、企業単位ではなく、飲食に関わる協会、団体で構成。設立時の加盟14団体は▽(一社)大阪外食産業協会(ORA)▽(一社)日本居酒屋協会▽NPO法人居酒屋甲子園▽(一社)食文化ルネサンス▽(公社)全国調理師養成施設協会▽(一社)全日本・食学会▽(一社)太陽の会▽日本飲食業経営審議会▽(一社)日本飲食未来の会▽(一社)日本ファインダイニング協会(JFDA)▽(一社)日本フードビジネス国際化協会(JIFA)▽(公社)日本中国料理協会▽NPO法人日本料理アカデミー▽NPO法人繁盛店への道
※(一社)=一般社団法人、(公社)=公益社団法人
組織体制(敬称略)は▽会長=服部幸應(全国調理師養成施設協会会長)▽副会長=村田吉弘(全日本・食学会)、佐藤裕久(JFDA)、山下春幸(日本飲食未来の会)▽専務理事=二之湯武史(食文化ルネサンス)、秋元巳智雄(JFDA)▽事務局長=高橋英樹(日本飲食業経営審議会)▽理事=脇屋友詞(日本中国料理協会)、高橋淳(ORA)、柴泰宏(NPO法人繁盛店への道)、米田肇(食文化ルネサンス)、里井真由美(フードジャーナリスト)▽監事=安田幸一(みかさ監査法人)