ひかり味噌 新設備を操業開始 環境配慮の設計で増産体制

ひかり味噌は2月から、同社飯島グリーン工場(長野県上伊那郡飯島町)に隣接した新設備の操業を開始する。昨今のみそ需要拡大に伴い、新設備では年間約2万tの生産を行う。

近年、コロナ禍での内食需要の高まりにより家庭内消費が増加。海外市場においても和食や発酵食品のニーズが高まっている。同社では生産量を毎年約1千~2千tずつ増やし続け、現在では年間約4万2千tのみそを生産している。

主力品である無添加みそ、有機みそ、国産素材みその生産量は引き続き堅調に増加しており、コロナ禍においても海外輸出が堅調に推移している。また、省エネ、省資源、CO2排出削減に配慮し、対応する設備によるSDGs推進と継続的な企業価値力向上を目指し、今後のさらなる増産傾向に備えて生産体制を整えるべく、このほど新設備の建設を行った。

飯島グリーン工場に隣接する新設備では、年間約2万tの生産能力を備え、最新鋭の機械を使用し、原料の仕込みから洗浄、蒸米、製麹までを一貫して行う。無添加みそや有機みそ、国産素材みそをはじめ、多品種を少量生産で対応するなど、さらなる成長を目指していく。建物および設備投資額は23億円。

新設備はSDGsの観点から環境に配慮した設計になっている。外気導入型エアハンドリングユニットシステムにより中央アルプスの冷気を活用するほか、「信州Greenでんき」を採用し、エネルギーの地産地消で地域に貢献する。さらに、排水からバイオガスを増産し、効率的に活用。新設備においても液化天然ガス(LNG)を使用する。

今後は追加投資を予定しており、今年7月に3千tのみそを収容できる新型熟成庫が完成予定。発酵タンクのロケーション管理と入出庫を完全自動化し、完全空調管理の最新鋭の熟成庫となる。

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