カルビーは1月27日、ホクレン農業協同組合連合会(以下、ホクレン)と連携の第2弾商品の新商品発表会を開催した。豆丸ごとのおいしさをいつでもどこでもおいしく楽しめる「miino(ミーノ)」ブランドから、北海道産の豆を使用した新シリーズ「あじわいmiino北海道産大豆 ゆきほまれ しお味」(27g、税抜き価格184円)と「あじわいmiino北海道産あずき きたろまん やさしい甘味」(20g、同)の2品を、2月1日以降順次全国のセブン-イレブンで発売する。
カルビーの伊藤秀二代表取締役社長兼CEOは「あじわいmiinoを契機として、豆の消費拡大につなげ安定供給に寄与するとともに、健康的においしく手軽に味わってもらうことで持続可能な食生活に貢献し、生農工商一体になり正しい循環につなげる」としている。また、24年3月期非財務指標として食塩相当量20%削減と、タンパク質を多く含む商品売上構成比を10%にすると掲げ、既に目標とする売上高50億円に近付いているという。
一方でホクレン代表理事会長の篠原末治氏は、コロナ禍で影響を受けた小豆について「土産物の不振で需要が大きく減少したが、今回の商品化は生産量維持に寄与するだろう」と語った。
カルビーとホクレンは引き続き北海道産農畜産物の生産・流通・販売を通じ、双方の強みを生かしながら北海道農業の発展、国内農業の深耕にもつながる協業モデルの構築を目指す。
ゲストでタレントの優木まおみさんは、自らの治癒力を高める活動「治癒活」を推奨しており、健康や美容に強い関心を持つ。新商品について、食感の新しさや美味しさを語ったほか、「おやつは人生に欠かせない。間食で栄養が摂取でき、北海道産の安心感もあり、子育てする母親としても自分のためにも満足感がある素晴らしい商品」と述べた。