「ポッカレモン100」などレモン商品が3年連続過去最高 健康志向が追い風 ポッカサッポロ

ポッカサッポロフード&ビバレッジは14日、レモン食品の「ポッカレモン100」とレモン飲料の「キレートレモン」の主要レモン商品ブランドがともに2019年度から3年連続で過去最高出荷の見込みとなったと発表した。

近年のレモンブームとコロナ禍で加速した健康志向の高まりを背景に、「レモンの新創業の年」を今年のテーマに掲げてレモン事業に集中したことが奏功した。

取材に応じた征矢真一社長は「全社的に広告宣伝費を削減したが、お客様のレモンへの関心が高まる中、より健康価値やレモンの啓発活動に注力したPRが奏功し、社員が一生懸命やってくれたお陰で、金額換算にするとかなりのPR効果が得られた」と振り返る。

「ポッカレモン100」は、飲用シーンでの使用や、さまざまな料理に足して使う“追いレモン”をはじめ、日常での使用機会が増えたことで2021年販売数量は前年比7%増を見込んでいる。

一方、「キレートレモン」はレモン2個分の果汁が入った「キレートレモンWレモン」が二桁増で伸長していることに加え、疲労感を軽減するクエン酸が2千700㎎入った「キレートレモン クエン酸2700」を中心に好調が続き、2021年販売数量は20%増となる見通し。

ホットの「ぽっかぽっかレモン」も主要コンビニ各社に採用され、ホットのレモンカテゴリーでトップに浮上した。

来年に向けては、嗜好系のレモン飲料を課題としている。

「すでに嗜好系として『LEMON MADE』を展開しているが、さらに強化していく。当社はどちらかというと機能価値をメーンに訴求してきたが、情緒的なレモンのおいしさの領域でもしっかりトップをとっていきたい」と意欲をのぞかせる。