そのもの(本社・福岡県福岡市、日高絵美社長)はこのほど、「そのもの納豆(納豆カプセル)」の摂取により機能性のある菌が増加し、疾病リスク減少効果が実証されたことを発表した。医学フードダイバーシティ学会にて摂取効果を医学的に検証したもので、先ごろ研究結果発表会を実施した。
佐賀県江北町健康プロジェクトの下、町民モニター204人の腸内細菌叢を2か月にわたり調査し、町民の腸内細菌叢の特徴と「そのもの納豆」の効果を検証した。2グループに分け、一方のグループは「そのもの納豆」を毎日摂取。便検体より抽出した腸内細菌の遺伝子データを解析し、腸内細菌叢の変動を調査した。
この結果、「そのもの納豆」摂取による腸内の変動は、男女ともにビフィズス菌が増加。さらに男性ではプロピオン酸産生菌が有意に増加し、女性では乳酸産生菌が有意に増加した。また、男性では約25%の人で腎臓病の疾病リスクが10%以上減少。女性では約37%の人でバセドウ病の疾病リスクが10%以上も減少が見られた。
「そのもの納豆」は、化学農薬・化学肥料不使用(栽培時)の大豆だけで作った納豆を100%使用した完全無添加のサプリメント。納豆をフリーズドライで粉末化することで、通常の納豆と比べて納豆の栄養を効率的に摂れるだけでなく、生きて腸まで届く芽胞状の納豆菌を3粒でおよそ10パック分摂ることができる。
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