酪農乳業界重大ニュース 生乳は3年連続増産も需給緩和で消費喚起訴え

酪農乳業の専門紙誌8社で組織する酪農乳業研究会は、「2021年酪農乳業界重大ニュース」を選定した。

2021年も新型コロナウイルス感染症の影響が続いた。生乳生産は3年連続で増産と好調に推移したが、外食業界などの低迷が響き、業務用を中心に乳製品の需給は緩和、年末年始の処理不可能乳の回避に向け消費喚起が叫ばれた。チーズ総消費量やアイスクリーム市場は過去最高を更新したが、コスト増の影響が深刻化、円安の追い打ちもあり、2022年に向け、酪農乳業界を取り巻く環境はより厳しいものとなった。

重大ニュースは次の通り。

① 生乳生産基盤強化が奏功、3年連続増産へ
② 生乳需給緩和で乳製品在庫過剰、業務用需要低迷続く
③ 酪農乳業界挙げてサステナブルへの取り組み進む
④ コスト増の影響深刻、円安も追い打ち
⑤ アイスクリーム市場、5197億円で過去最高(20年度)
⑥ 年末年始の処理不可能乳回避に向け、消費喚起
⑦ 生乳流通改革を検証、農水省が生乳取引の実態を調査
⑧ 乳酸菌、菌体ビジネス活発化
⑨ 国産ナチュラルチーズ生産量拡大、小規模工房も増加
⑩ 乳製品の輸出好調、海外展開進む
■ HACCP完全施行