缶詰業界 コロナ禍で内食底堅く レトルトも進化 今年の10大ニュース発表

缶詰記者会(加盟13社)は臨時総会を開き、会員投票による「2021年の缶詰業界十大ニュース」を選定した。

①長期化するコロナ禍で缶詰・瓶詰・レトルト食品の需要堅調※前年急増の反動も内食回帰定着で底堅く推移

②原材料、物流費等の高騰で国産・輸入品とも製品値上げ相次ぐ※水産(青物)、野菜(コーン)、果実(ミカン)など広範囲

③20年のレトルト食品生産量、過去最高を更新※最大品目カレーやつゆ・たれ類などがけん引

④世界的なコンテナ不足が輸入品の供給に影響※主要国の需要回復で物流逼迫・遅滞発生

⑤カレーや惣菜など、レンジ調理対応のレトルトパウチ商品が拡大※調理時間の短縮化に加え、環境対応の側面でも注目

⑥サンマ歴史的不漁続く、前年下回り最低水準※サンマ缶の生産・販売を直撃

⑦20年のユニバーサルデザインフード(UDF)、生産量7.8万tと3割増※金額は510億円(18%増)と拡大基調

⑧スチール缶リサイクル率、20年度は94%※過去最高更新、第4次計画を上方修正

⑨災害食大賞に缶詰関連各社の製品受賞※地震・豪雨など自然災害続発で注目集める

⑩新物(令和2~3年度)国産ミカン缶、43万箱を回復※減産に歯止めかかる

(次点)日本缶詰びん詰レトルト食品協会、今年も児童養護施設へ寄贈※通算21回目、多くの施設から丁寧な礼状届く