亀田製菓は7日、久慈食品に対して不正競争防止法に基づく製品の製造・販売差し止めを請求する仮処分命令申し立てを東京地方裁判所に行った。
同社の主力商品「190g亀田の柿の種6袋詰」を1994年以降、他社製品との差別化を図るため現在の配色を基調としたパッケージデザインを採用し、2016年から現在に至るまで現行のデザインで展開している。しかし、久慈食品が製造・販売している「柿ピー21袋」のパッケージデザインが類似し消費者が誤認する恐れがあるため、再三パッケージデザインの変更などを求めた警告ならびに違法性に関する説明を行ってきたが、「柿ピー21袋」の販売を継続する意思を示したため本件申し立てに至った。
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