J-オイルミルズ 持続可能な物流へ外装表示の標準化対応 家庭用NB製品、年内に完了へ

J-オイルミルズは12月末までに、家庭用NB全商品(約70品目)の外装表示標準化が完了すると発表した。

今後ますます労働力不足が深刻化する中で、持続可能な物流の構築に向けて事業者間の連携・協働による効率化が求められ、その前提となる標準化は欠かすことのできない取り組みとなっている。20年3月に国土交通省が策定した「加工食品分野における物流標準アクションプラン」において、外装表示の標準化は取り組むべき4項目の一つとされている。

これまで加工食品分野における外装表示は、各社が商品ごとに設計・印字されており、表示内容や表示位置、文字フォントなどが異なることで、検品作業など物流保管時の負荷が生じる一因となっていた。

J-オイルミルズでは、今年4月に新コミュニケーションブランド「JOYL(ジェイオイル)」を制定。JOYLブランドを配した商品外装に順次リニューアルを進めており、これを機に以前から取り組んできた外装表示の標準化対応を加速。アクションプランで示された標準化例をもとに、年内までに家庭用NB全製品(約70品目)で外装表示の標準化対応を完了させる。

切り替え後の外装表示は、商品特定表示のフォーマットを統一、底面を除く全5面の右上に製品コード(商品識別情報)・製品名称・入数を記載する。製品名称の表記も入出庫伝票と統一化を図り、仕分け・検品作業の作業効率向上につなげる。

外装表示の標準化は、特に共同配送時のドライバーおよび倉庫作業者の作業効率化・簡素化につながり、誤配防止にも有効。物流業界では24年にトラックドライバーの時間外労働時間の上限規制(年960時間)が適用となり、さらなるドライバー不足が深刻な課題となっており、外装表示・伝票の標準化は納品時の長期間待機の解消にもつながる取り組みとして期待されている。

同社では、まずは共同配送の対象である家庭用NB全製品において、外装表示の標準化を進めるとともに、PBや留め型については取引先の意向を尊重しながら対応を進めていく方針。業務用製品についても今後順次対応を進めるとした。