冷凍の「海苔弁当」を新提案 デリカ売場のロス削減に 三菱食品

三菱食品はオリジナルの冷凍食品「フローズンダイニング」シリーズで、冷凍弁当の販売を開始する。このほど開かれた「ダイヤモンドフェア2021」で披露した。

新商品の冷凍弁当は「ふっくらご飯の海苔弁当」「国産チキンカツカレー」の2品。ご飯とおかずをセットにした1食完結型の弁当。「海苔弁」は、ご飯とミックスフライ3種、鱒の塩焼き、漬物がセット。のり弁のご飯は300gとボリューム感もあり、長野県産の契約農家の米(あきたこまち)を精米後7日以内に炊飯し、おかずと一緒に急速凍結したこだわりの一品。冷凍弁当の専用設備を持つ協力メーカーが製造、電子レンジ調理時の解凍ムラも抑えた。価格は店頭398円(税別)を想定。11月から案内を開始した。

冷凍弁当は、夕刻・夜間のチャンスロスと廃棄ロス削減が課題とされるデリカ売場向けに提案するほか、将来的には冷凍食品売場での展開も予想される。コロナ禍で冷食市場は高い伸びを示しており、簡便性・保存性に加え、冷凍技術のおいしさに対する評価も高まっている。

こうした中で、小売店では市販冷食の売場拡大だけでなく、生鮮デリカの売場に冷凍ケースを導入し、素材型の冷凍肉・凍結魚や、ミールキットなどの展開を検討する企業も増えている。

三菱食品では「フローズンダイニング」など冷凍オリジナル商品の展開を広げるとともに、従来の冷食・アイス売場にとどまらず、デリカや生鮮など幅広い売場でのフローズン活用を提案。冷凍弁当の提案もその一つで、来場した小売業のバイヤーからも注目を集めていた。