再来年4月の60周年目指し新規事業への投資も検討 メイカングループ

メイカングループ(静岡県浜松市、小寺仁康社長)は3日、ホテルコンコルド浜松で「2021年9月期近況報告会」を開催。主要取引メーカー、関係会社などから150人以上が出席した。

冒頭、小寺社長はメイカンの前期(21年9月期)業績を振り返るとともに、今期の事業方針および目標を発表。前期業績は売上高97.7%(201億2千万円)、営業利益微増(1億500万円)、経常利益同96.6%(1億4千600万円)と売上高、経常利益は実績を割った。コロナ環境での受注増の反動が響いたが、コロナ前の19年度実績は上回った。

前期は、4月1日に社名を「メイカングループ」に変更。コロナ禍への対応の一環としてグループウェアを導入し、グループ4社の情報共有を強化した。

今期は、2023年4月の創業60周年に向けた足固めの年として位置づけ。「時代の変化に即対応し、今期の実績必達で取り組む」をスローガンに、売上高201億6千万円、経常利益1億4千600万円、経常利益率0.7%を目指す。

小寺社長は「先月末に安八低温センターの増床工事が終わり、通過金額は3倍が見込める。チルド車も今後5年間2台ずつ増車し倍増させ、自社物流、委託物流それぞれで最適化を推進、当社の成長エンジンの一つとしたい」と抱負を述べた。また、卸売業以外の食関連にも新規事業として投資していくことを明らかにした。

続いて小寺仁太郎オーナーは、グループ全体の経営状況について「メイカングループは、中部メイカンほかグループ企業と決算月は異なるが、全体の経常利益は4億1千500万円を確保できそうだ。自己資本率も大手と遜色ない数字となってきた」と説明した。

報告会は、佐藤太一・伊藤忠食品東海営業本部長が乾杯の辞を述べて昼食に。抽選会を参加者が楽しんだ後、原正樹・味の素静岡営業所長の中締めで散会した。