「余市蒸溜所」が重要文化財に ニッカウヰスキー、文化財の啓発活動に協力

アサヒビール傘下のニッカウヰスキーが保有する余市蒸溜所(北海道余市郡余市町)の建造物の一部が、11月19日に国の重要文化財に登録されると発表された。アサヒグループとしては初の指定となる。

今回指定されたのは10建造物。これまでも「旧事務所」が余市町指定文化財に、「事務所棟」「蒸溜棟」「貯蔵棟」「リキュール工場」「第一乾燥塔」「第二乾燥塔」「研究室・居宅」「第一貯蔵庫」は登録有形文化財の指定を受けていた。今回は「第二貯蔵庫」を加えて重要文化財の指定を受けた。

重要文化財は文化財保護法で、文部科学大臣に指定されたものを呼称する。今回は余市町教育委員会から推薦され、専門家の調査を経て指定された。

ニッカウヰスキーでは、今後も文化庁や地方自治体などへの保存に関する情報提供や、文化財の普及啓発活動などに協力し、日本ウイスキーの歴史を後世に伝えていく。