「淡麗」オフ・ゼロ系増産 コロナ下での健康志向が追い風に

キリンビールは販売が好調な発泡酒「淡麗グリーンラベル」「淡麗プラチナダブル」について、11、12月に増産すると発表した。

背景にあるのはコロナ禍での生活意識や行動の変化、健康意識の高まりだ。同社の調査では家庭での喫食機会が増える中、より素材や健康を意識した選択が増えているとされる。

ビール類市場では糖質オフ・ゼロ系商品の構成比が続伸しており、20年には2割強に達した。キリンビールでも20年には前年比約1割増、21年1-10月では前年同期比約2割増となり、今後も成長が期待されるという。

糖質70%オフの「淡麗グリーンラベル」は、今春の刷新でさわやかな飲み口を維持しながらビールらしい飲み応えと味わいを実現したといい、好評だ。大規模サンプリングや人気の広告シリーズも奏功。12月には景品付きケースを発売するなど年末需要にも応える。11-12月には当初計画比約1割増産。

プリン体ゼロ、糖質ゼロの「淡麗プラチナダブル」は、20年10月以降13か月連続二ケタ増で推移。健康志向を背景にニーズが高まっていることが追い風となり、40代以上の飲用者が大幅に伸長したことが好調の要因だ。

デジタルを中心としたターゲティング広告でトライアルも増え、1-10月の販売数量は2割増だった。11月から年末にかけてはWeb記事広告や、直感的に味わいを伝えるデジタル動画広告広告を展開する。11~12月は当初計画比約3割増産する。