三井製糖・大日本明治製糖 来年10月合併 人材・資源を集中・再配分

DM三井製糖HDは、16日に開催した取締役会で、同社の完全子会社である三井製糖と大日本明治製糖の合併を行うことを基本方針とし、今後詳細の決定や必要な手続きを開始することを決定した。合併効力発生日は、2022年10月1日を予定。三井製糖が存続会社となり、「DM三井製糖」に商号変更する。

DM三井製糖HDは21年4月1日に発足し、三井製糖と大日本明治製糖の経営統合が実現。HD体制のもと、サプライチェーン効率化や生産体制の強化など基盤事業強化をはじめ、海外砂糖事業、ライフ・エナジー事業など成長分野のさらなる拡大といった、経営統合によるシナジー創出を図った。

両社の早期の合併には、HD体制下での経営統合という段階から統合レベルを一段高め、両社の人材や経営資源の集中・再配分により統合効果を早期に実現し、グループ企業価値を最大化する狙いがある。コロナ禍の影響もあり砂糖消費の減少が続く中、統一の営業戦略のもと収益基盤整備を目指す。特に海外砂糖事業やライフ・エナジー事業などの成長分野については、現地子会社や関連会社との連携強化、M&Aの活用も視野に入れ成長スピードを速める。

DM三井製糖HDは両社合併後も継続。将来的には、HDを頂点とする事業別の子会社、関連会社へ整備することで、効率的で収益力ある企業体を目指したい考えだ。