H2Oリテ まずはイズミヤとオアシス改革 関西スーパー統合効果発揮へも着々

エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は5日、22年3月期第2四半期決算を大阪市内の会場とオンラインで開催し、増収減益を発表。記者からの質問は、関西スーパーとの統合案可決に関する内容が多くを占めた。今後は、来年2月に中間持株会社「関西フードマーケット」下に関西スーパー、阪急オアシス、イズミヤが入るが、H2Oは現在進めているイズミヤとオアシスの利益改善をまずは図り、2年後をメドに第2ステップとして関西スーパーとの統合効果を創出し、3社の営業利益を今期末予想の72~73億円を、25年度に約60億円積み増した136億円を計画している。

荒木直也社長の話 長期事業構想2030および中期計画(21~23年度)で、食品スーパーを核とする食品事業を百貨店事業に次ぐ第二の柱にすべく強い意志で進めており、その延長線上で関西スーパーとの統合は、規模拡大と食品事業のクオリティ向上に大きなプラスとなる。

現在はイズミヤ、オアシスの事業構造改革が進行中で、店舗運営やオペレーション、人時生産性など500項目を洗い出し、施策を立案・検証・実行していく。その効果が23年から出始め、24年以降に本格的に出る計画。3か年計画では、オアシスで20億円、イズミヤで26億円の計46億円の利益改善を着実に行う。これを着実にやり切ることが食品事業改革の第一歩。

そして、第二ステップとして関西スーパーとさらなる効果を追求しながら、第三ステップとして次の新たなスーパーの成長を目指す。