ソース、西日本は「2種以上常備」が常識? 利用メニューにも地域差 ソース工業会調査

東は「中濃」、西は「ウスター」――。自宅にソースを常備している人にその種類を聞いたところ、ソースの嗜好が東西で大きくことなることが、日本ソース工業会が11月7日の「ソースの日」を前に1千600人(全国8地域、男女各100人)を対象に実施したソースの使用状況や嗜好などに関する調査で明らかになった。

調査結果によると、関東から東では60%以上が中濃ソースを常備している一方、中部で60%以上、近畿から西では70%以上がウスターソースを常備していることが分かった。また、中国では74.7%がお好み焼きソースを、近畿では28.9%がたこやきソースをそれぞれ常備。他地域に比べ常備する割合が圧倒的に高かった。

ソースの種類数では、中部から西では平均2種類以上を常備。東に比べ4種類以上を常備する割合も圧倒的に高く、「西のソースへのこだわりが高いことがうかがえる」(同工業会)結果に。

ソースを使用しているメニューや食材を聞いたところ、他地域に比べ多かったのは、西の「天ぷら」「チャーハン」「野菜炒め」と東の「ポテトサラダ」。九州では、「皿うどん・ちゃんぽん」にソースを使う人の割合が高い半面、「カレーライス」にソースを使う人の割合が低かった。

ソースを使う料理で好きなメニューのトップ3は「とんかつ」(23.3%)、「お好み焼き」(19.5%)、「焼そば・焼うどん」(11.1%)だが、中国と四国では「お好み焼き」が圧倒的なトップだった。

ソースを購入する際のポイントのトップ3は「味」「価格」「ブランド」だが、年齢が上になるほど、「味」と「ブランド」にこだわる人の割合が高くなり、「信頼している『ブランド』で物を購入していることが分かった」(同)。

調味料のカロリーや塩分を気にする人の割合は男性45.5%、女性54.5%。40代までは女性が圧倒的に多いが、50代以上は男性54.5%、女性45.4%と、男性のほうが気にする人の割合が高いことが分かった。また、ソースが「ノンオイル」であることを知っているか聞いたところ、83.9%の人が「知らなかった」と回答した。

ソースに対するイメージ(複数回答)は「味が濃い」(51.8%)、「おいしい」(39.6%)、「スパイスが効いている」(27.6%)、「野菜をたくさん使用している」(21.9%)、「なくてはならない」(17.3%)の順。

肯定的なイメージを持っている人が多く、スパイス、野菜、果実が豊富に含まれていることも認知されてきた半面、味が濃いことで「体にあまりよくない」と感じている人も3.1%と若干ながら存在することが明らかになった。