山崎製パンは1日、22年1月1日の出荷分から一部の食パンと菓子パンの出荷価格を平均で7.3%値上げすると発表した。
改定率は「ロイヤルブレッド」「超芳醇」「ふんわり食パン」などの食パンが平均9%、「高級つぶあん」「ナイススティック」「ホワイトデニッシュショコラ」「ケーキドーナツ」「ルヴァンバターロール」(6個入)などの菓子パンが平均6.8%。
輸入小麦の政府売渡価格の引き上げ、油脂類・糖類・包装資材などの原材料価格の高騰、電気・ガス・軽油などのエネルギーコストの上昇、物流費・人件費の増加が背景で、「企業努力によるコスト吸収の限界を超えた大変厳しい状況となっている」(山崎製パン)。
輸入小麦の政府売渡価格については、10月から19%引き上げられたことを受けてパン製品の主要原料である小麦粉の値上げを実施。輸入小麦価格は、4月の5.5%引き上げに続いて2期連続の値上げとなった。
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