キリンビバレッジは10月上旬から「#午後ティーありがとうボトル」全39種類を期間限定で順次発売している。
今年発売35周年を迎えた「午後の紅茶」の感謝を伝える商品投入とブランド活動の一環。ありがとうボトルには〈Thank you!〉の文字をあしらい、全39種類の〈たくさん笑わせてくれて、ありがとう〉〈世界でいちばんの家族へ〉〈このチームは最高!〉など感謝の言葉が添えられている。24日の週から各売場で本格展開される。
ありがとうボトルの狙いについて、22日発表した加藤麻里子マーケティング部ブランド担当部長シニアブランドマネージャーは「『あの人にありがとうを伝えよう』をキーメッセージの通り、普段なかなか身のまわりの人に感謝の気持ちを伝えられない中で、特にコロナ禍で会えなかった友人や仲間に渡せる商品になりたい。それぞれ異なる関係性を考えて39種類すべてに異なるメッセージを記載した」と説明する。

感謝の気持ちはコロナ以前と比べて強まり、コロナ収束後も継続していくとの見方も示す。
商品面では、フルーツティー市場が17年から毎年伸長していることを受けて26日に「マスカット ティーソーダ」を新発売。11月9日に「Fruit×Fruit TEA 白桃&黄桃」を新発売する。
「フルーツとしての白ぶどうは年々出荷量が拡大し、フルーツティーの中ではレモンを除いてピーチティーが一番販売金額の大きいフレーバーになっている。フルーツティーの価値としては、休息や気分転換、食べ合わせの楽しみが挙げられる」と語る。

コミュニケーション施策としては、1日からWebムービー「私がありがとうを伝えたい人」篇(90秒)を公開している。
なお22日の発表会では、管理栄養士で料理家のrinaさんが「ストレートティー」と合わせる料理メニューや「ミルクティー」「レモンティー」を使ったアレンジドリンクを紹介した。
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