尾家産業 名古屋でヘルスケア向け提案会 今期重点の「PB」「素材」アピール

尾家産業は16日、名古屋市中小企業振興会館で「2021年 やさしいメニュー提案会」を開催した。当日はメーカー約60社が出展。ヘルスケア業態をメーンターゲットに、新商品・イチ押し商品やその活用レシピ、忙しい調理の現場に即した時短・簡便メニューなどの紹介を行った。

朝礼あいさつで坂口泰也取締役営業本部長は、「今期当社では『PB』と『素材』の二つに注力することを方針に掲げている。そのターゲットは中食、そして本日の提案会にお招きしたヘルスケア業態の方々だ。上期は、両商品群とも大きく前年を超えることができた。下期は緊急事態宣言も解除され、この名古屋地区でも人出が戻ってくることが想定される。3月期末に向けて上期足りなかったところをしっかり取り戻していきたい」と語った。

同社オリジナルコーナーでは、「PB」をはじめ、「アレンジ自在 調味料deカンタン肉・魚メニュー」「春夏秋冬時短メニュー」「人手不足対策」「おせち」など、季節の提案や来場者の課題解決に向けた各種企画を用意した。同社では現在、ヘルスケア分野の売上構成20%を目標に掲げており、「やさしいメニュー」シリーズでも「PB」に力を入れているという。

小林治仁統括(尾家産業)
小林治仁統括(尾家産業)

小林治仁執行役員中日本東部統括によると、「中日本東地区の上期実績は、前年並みと健闘。全社数字を下支えした。エリア別では、外食比率の高い名古屋、京都が苦戦しているが、10月は復調の気配も見える。一方、好調なのが奈良、滋賀、三重などで、しっかり利益貢献もしている」という。

今期の重点施策のなかでも、「素材」に関して全社の旗振り役を任命されたという小林統括。「当社でいう素材品は、生鮮と素材冷凍品。これらを売るための新たな仕組み作りが必要ということで、初年度はいろいろ試行している。青果は、この上期で少し成功事例が出てきた」とのことだ。

また、これまで外食やBtoBのウエートが大きかった点を今回のコロナ禍を契機に見直し、今後はBtoCや取引チャネル、輸出などにも力を注ぎ、ビジネスを広げていく考えだ。